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はじめに — 業務適合性・ROI・パイロット承認

最終更新: 2026-09 · owner: Youngjin · volatility: 中

L0 TL;DR: 改善する業務と現在の実績を先に定めます。既存の自動化、商用製品、SI1を比較し、学習が必要な場合にデータ・シミュレーション・VLAを選びます。顧客とAWS担当者が一緒に記入する判断シートです。

役割別の経路

役割 最初に読むもの 会議の成果物
顧客の意思決定者 本ページ → 経営層ブリーフィング 業務1件、予算上限、推進・保留条件
顧客の技術チーム 実行手順 → 該当ピラー → 運用と復旧 前提条件、実験計画、担当者
AWS担当者 対話ガイド → 意思決定 ヒアリング、代替案、支援・パートナーの分担

担当者向けガイドも公開文書です。社内連絡先や顧客の機密資料を本サイトに記録しないでください。

業務適合性 — 初回面談の8問

質問 顧客と記入する内容
改善する業務は何ですか? 工程、物体、環境、開始・完了条件を1文で記載
現状の実績は? 時間当たり完了数、サイクル時間、失敗・手戻り率、人の介入回数
既存方式では何が不足しますか? ルール型自動化、制御改善、製品、SI見積を比較
学習が必要な変化は? 物体、照明、配置、指示の変化と実際の頻度
保有する資源は? ロボット、センサー、ログ、実演、CAD、利用権、人員
現場の制約は? 人の接近、通信断、遅延、電力、データ処理国
運用・復旧担当者は? 現場、ロボット/SI、ML、クラウドの実名担当者
中止する条件は? 費用・期間上限、基準方式に対する最低改善、安全・復旧条件

推進:業務と基準値が測定でき、改善仮説、実験資源、運用責任者がいます。保留:利用権、現場責任、費用上限のいずれかが未定です。代替案:商用製品や既存の自動化が低い総費用で要件を満たします。Build vs Buyに選択を記録します。

総費用とROI — GPU見積だけで判断しません

低・基準・高の3シナリオで算出します。未確認の費用はゼロではなく「見積待ち」とします。予算CSVをコピーし、数量・単価・期間を記入します(USDの記入用紙で、価格表ではありません)。

費用区分 含める項目
初期固定費 ロボット、グリッパー、センサー、設置・SI、データ収集・整備、環境制作、安全審査・検証
実験変動費 GPUインスタンス時間、保存・転送・ログ、モデル/API、失敗・再実行、実験人員
継続運用費 保守、部品、監視、人の介入、推論・接続、再学習・現場再検証
期待効果 実際に減少する手戻り・停止、実現可能な処理量増加の価値、再配置できる人員時間

期間純便益 = 期間効果 − 期間運用費

回収期間 = 初期投資 / 月間純便益(月間純便益が正の場合のみ算出)

期間ROI = (期間効果 − 初期投資 − 期間運用費) / (初期投資 + 期間運用費)

シミュレーションは実験費を減らせますが、環境制作・校正・実機検証を不要にはしません。同一の効果について生産性向上と人件費削減を二重計上しません。見積と効果の仮定に出典・確認日を記録します。

パイロット承認カード

プロジェクト文書にコピーします。期間、実演数、成功率は顧客ごとの合意事項であり、共通の保証値ではありません。

業務 / 対象外:
現在の方式 / 代替案 / 基準値の測定期間:
目標指標 / 最低改善 / 測定条件:
評価標本数 / 反復実行 / 未学習環境:
データ・コード・重みの利用権:
担当者: 現場 / ロボット-SI / ML / クラウド / 安全:
費用: 初期 / 実験 / 月運用 / 低-基準-高:
上限: 最大支出 / 終了日 / 延長承認者:
中止: 目標未達 / 予算超過 / 安全・復旧試験失敗:
次段階の承認に必要な証拠 / 承認者:

段階別条件:基準値の確保 → 隔離実験 → 限定的な現場検証 → 運用拡大。毎回、指標、費用、介入、復旧結果を確認します。技術のGAや共通の「12~24か月」予測で次段階を承認しません。

➡️ 次のアクション:次回面談でカードを1枚埋め、推進・保留・代替案を決めます。推進する場合は現在のボトルネックに対応する実行手順を1つ選びます。

owner: Youngjin · updated: 2026-09 · volatility: 中


  1. SI(System Integrator) — 顧客の現場に合わせてロボット・設備・制御・ソフトウェアを統合する事業者です。クラウドのサービス支援とセルの統合・安全の責任は別途定めます。 ↩